そもそも勉強は必要か?②
前回は勉強は自分の身を守るために必要なんだということを書きました。今回は歴史において勉強の必要性を書いてみたいと思います。
歴史を学ぶことを嫌う人を過去にたくさん見てきました。
「昔のことを学んで何になるの?」
「後ろに振り返りたくない」
「歴史を知ったところで今の生活に活用する場面がない」
などなどの意見もたくさん聞きました。
3つめの意見は歴史に限らず数学・古文でも当てはめて言われているような気がします(笑)。
勉強をする気にならない意見として挙がってくる例ですね。
歴史を学ぶ必要性。それは過去の功績や過ちを知って現代に活かすことだと考えています。
豊臣秀吉の頭脳であった黒田官兵衛も中国の古い兵法を用いて戦に活用していました。この時も既に過去の歴史を知ることの大切さを分かっていたことが分かります。
現代において歴史を学んで現代に活かすことの最も大きな役割を果たすものと言えば戦争を二度と起こさないことに尽きると思います。
何故人は争うのか?なぜ戦争がなくならないのか?
歴史の勉強をすればするほどその回避できたであろう点がヒントとなって出てきます。
歴史に「もし(if)」はありませんが、その時の権力者や政治家の判断が変わっていれば大きな被害にはならなかったかもしれなかったということが大変多くあります。
第一次世界大戦が起こった後、その被害の大きさから二度と大きな戦争が起きないように国際連盟が作られましたが効果が無く第二次世界大戦が起こりました。歴史を知っていても同じことを繰り返すのが人類です。もっともっと歴史を知って繰り返さないようにしなければならない気がします。