資源のない国、日本
楽しい勉強の仕方にお悩みの方、
無口なお子さんの対応にお悩みの方はぜひご連絡ください。
日本には資源という資源が本当にない国です。
自給率40%前後、石油などの資源なし、鉱石なし。
こんな国がよく世界の中でもトップクラスに発展したなと今でも不思議で仕方がありません。
自給率40%前後なのにスーパーやコンビニなどで捨てるほど食べ物が並んでいますよね。
他の国から食べ物が売られてきて、それを買う財力が日本にはあるということなんです。
ではその財力はどのように作られているのか?
それは他国から買った材料でより高性能なものに作り上げたものを売ることでお金を稼いでいるのです。
一番わかりやすい例とすればやはり自動車ではないでしょうか。
加工貿易と呼ばれるもので、原材料を集めてより性能の良い自動車を売ることでお金を稼ぐのです。
つまり、日本の強みは技術力にあるわけです。
最近では韓国との貿易問題が取り上げられていますが、携帯電話を作る際に必要と言われる日本のフッ素加工の技術力は他の国では
全然追いつけないものだと言われています。
では、なぜ日本はこれほどまでに技術力が優れているのでしょうか?
それは日本人は大変勤勉だからだと言えると思います。
どこの国とまでは言いませんが海外に行って驚いたのが、男性が昼間からボードゲームをして遊んでいるんですね。
女性が家事や掃除などをして一日を過ごしているのですが、日本のように大して仕事をしなくても暮らしていくことができるんです。
それほど働かなくても自給率が良いので普通に食べていくことはできるのです。
日本では仕事を一生懸命しないと食べていくことができませんが、資源のある国では医療がある程度無料であったり、授業料も無料であったりするところもあります。
資源がなくともカジノの儲けで同じような暮らしができるところもあります。
カジノは犯罪などのリスクはありますが、市民に還元できるだけのお金が入ってくるというメリットがあるので、カジノ構想をしたい自治体が出てくるのも頷けます。
資源がないということは本来貧しい国になっているところがほとんどですが、日本という国は勤勉という力でそれを見事に克服した国なのです。
日本で暮らしていくためには勉強していかなければならないのはそのためですね。
ある程度知識が付いたお子さん、生徒さんにはこの話を必ずしています。
これは、勉強しなければならないんだよということも感じてもらいたいのですが、それ以上にこういう話をすることで社会に興味を持つ機会が増えるからです。
結構、こういう話をしたら食いついてくる子が多いんです。
勉強していなくても食べていける国もあって、勉強したくなければその国に行ってもいいのでしょうが、日本のように便利で快適で安全な国もそうそうないことも伝えます。
それぞれの国にメリットデメリットがあって、今のような快適な生活を過ごしていきたいのであれば勉強するという道を選んでいくことをおススメしますし、そのためには自分が何をしてお金を稼ぎたいかということも話していきます。
子どもはどの国にとっても財産ですし、これからの日本を担う大切な宝です。
勉強は面白く楽しいものであり、自分の生活を豊かにする武器でもあり、悪徳商法などから身を守る防具でもあります。
それが嫌いでありやりたくないものであれば本当にもったいないことですよね。
勉強させたい親の気持ちがあっても、面白くもなければ楽しくもないと感じれば勉強をしないでしょうし、将来苦労するのは我が子です。
資源のない国、日本では勉強をしておかないと暮らしていくのに不利になることは目に見えているからこそ、勉強を面白いもの、楽しいものとして早い段階で思ってもらうことが大切になってきます。
中学生、高校生を授業を長年通してみてきましたが、時間をたくさんかけないと面白いと思ってもらう時間は年を重ねるごとに難しくなっていきます。
義務感でやらなければならないものとして思わせることは年を重ねるごとに簡単になりますが、何事も面白いと思って取り組む人には大幅に差が付きます。
何度も何度も覚えなければならないと思って覚えられない英単語と、覚えれば覚えるほど楽しくなる英単語では差がつくのは当然ですよね。
資源のない国で生きていくにも、楽しく面白い人生になるようにサポートしていきたいと思っています。