元気で明るく過ごしていけるように
はるカレッジでは生徒さんに合わせてテキストを作成したり、生徒さんの興味のある内容のものを織り交ぜて授業をしてみたりして、勉強に興味を持ったり好きになってもらえるように取り組んでいます。
「勉強をしなさい!」では興味も持ちませんし面白くもないですし、仮に言われたまま取り組んでも頭の中に入ることなんて知れている気がします。
私は息子の好きな音楽を一緒に聞く機会がありますが、それを数回するだけで音程や歌詞をなんとなくですが覚えています。
人間の記憶なんてそんなものだと思っています。
何度も繰り返して取り組めば記憶に残るので、それをいかに面白く持っていくかがポイントなんですね。
というような感じで楽しい勉強を第一優先にしているのですが、いざ社会に出ればそうではない場面が多々あります。
それでも、はるカレッジを始める前から仕事を楽しむように取り組んできたので基本変わりません。
ですから、転職も何度かしましたがどの仕事も大変楽しかったと思っております。
何が原因で辞めているかというのは基本人間関係です。
もちろん、それだけの理由ではありませんしやむを得ず辞めた仕事もあります。
しかし、仕事そのものが原因で仕事を辞めている人ってどれだけいるのでしょうか?
また、勉強そのものが嫌いで不登校になったりしている子どもはどれだけいるのでしょうか。
私は勉強も仕事もそれに関わる同僚、親、上司、先生など人間との関わりによって好き嫌いが生じたり生きる気力そのものを高めたり奪ったりしているのだと考えています。
当然なことですが、マイナス思考の人と関わるとマイナス思考に陥る可能性が高まるでしょうし、逆にプラス思考の人と一緒に過ごす時間が増えればテンションが高くなったり自分自身もプラス思考になっていく傾向があるでしょう。
愚痴をこぼす集団にまみれていたら、いつの間にか自分自身も愚痴をこぼすことが多くなっていたり、常識そのものまで今関わっている人たちによって塗り替えられるでしょう。
ということは、やはり明るく元気に過ごしていくためには、どんな仕事であれどんな学校であれ、どんな方針があってもどんな目的目標があっても、それを取り組む人に影響されることは間違いありません。
私は幸せなことに、これまで私の下で活躍してくれたアルバイトの子や元生徒さんからこれからも一緒に仕事をしたり一緒に何か携わる仕事をしたいと言ってもらえたり、今の生徒さん、保護者さんからは勉強以外の人として生きていくための大切なものを教えてもらえるのでずっとついていきますとおっしゃっていただくことができました。
私自身が特別頑張ってやらなければならないと思って取り組んだことではなく、日々大切にしている価値観を共有することで、私と関わることで何か元気になってもらったり楽しい日々を過ごせるようになっていただいていることがうれしくてたまりません。
また、これが私自身が誰かの役に立つ天命なのかもしれないと思っています。
私は医者でもなく、また何かの資格を持っているわけでもありませんが、私が普通に接することでお子さんや成長してもなお精神的に悩んでいる方のお力になれるかもしれません。
どんな人にも特別視しませんし、遠慮も何もせず対等な立場で授業や話をしているからこそ、こうしてついてきていただいているかもしれません。
これからは、学校の勉強としての生徒さんだけでなく、大人になった方でも幅広くお話ができる機会を設けることも考えていきたいと思っています。