1~100までの数字カードであらゆる算数が楽しめます!
はるカレッジの生徒さんであれば見慣れたカードです。
都道府県であったり地図記号カードであったりで楽しむカードですが、今回作成したのはいたってシンプルに1から100までの数字を打ち込んだものになります。
しかし、これをどう活かすがポイントであり、うちの息子さんも最初は半信半疑でやってくれたものの、2日目からは一緒にやりたいと言ってくれました。
さて、これをどのようにして楽しむかですが、今回特別にお伝えしてみたいと思います。
と言ってもそんなに大層なことではなく、この1から100までのカードで毎回ゲーム内容を変えていきます。
人数が多いと更に楽しめるものとなります。
ですので是非次回の合宿でも取り組みたいと思っていますが、その内容は、
・2の倍数
・3の倍数
・4の倍数など各数字の倍数
・奇数
・偶数
・素数
・最小公倍数
・最大公約数
などのテーマを決めて、その決められたテーマの数字を奪い合うゲームです。
例えば、「奇数!」と言えば奇数の数字を奪い合うだけの単純なゲームで、奇数の数字が置かれた場所からなくなれば試合終了で、どちらが多くとることができたかを競います。
「素数!」で奪い合いゲームをした時には、素数でない数字を取った時にはマイナスポイントにするなどして点数を競い合うこともできます。
このゲームで何をマスターできるかというと、例えば「4の倍数!」と言った時に、九九の4の段までは頭に入っていても、40以上の数字に関しては何が4の倍数であるかを把握している子は少ないです。
68という数字を見て4の倍数であるとすぐに分かりますか?
難しいのが7の倍数です。
91という数字を見て7の倍数であるとすぐに分かりますか?
これを知っているだけで中学受験時の計算がかなり楽になりますし、中学生になれば因数分解をするときにも大変便利です。
中学受験をしなくても、小学生の間に行われる割り算を取り組むときにもすぐに何の数字を当てはめればよいかを瞬時に捉えることも可能になります。
算数・数学が得意な人はこうした数字をある程度覚えているから差がつくのです。
閃きももちろん必要ですが、その閃きを発揮する前提として頭の中に入れておくべきことです。
私は普段は車のナンバープレートでこの遊びを頭の中で行っているので、瞬時に何の倍数かが分かるようになりました。
シンプルなカードであっても遊び方に工夫を加えれば算数が好きになるきっかけを作れる可能性が出てくるわけです。
試しにこうしたカードで遊んでみてください。
遊び方が分からない方はぜひはるカレッジにお越しください!