レゴブロックで形成された小学生時代の社会
小学生時代のLEGO
みなさんこんにちは。
生徒さんがLEGOをしていることから、ふと自分の小学生時代のLEGOを思い出しました。
そこで、小学生のころにどのようにLEGOで遊んでいたかを書いてみたいと思います。
正直、僕の世代の人は今のLEGOよりも昔のLEGOの方が良かったと思っているのではないだろうかと感じています。
というのも、購入したLEGOブロックを別用途で使用してもうまく使うことができたからです。
今のLEGOはなかなか別用途で使うのが難しいなと感じています。
もしかしたら自分の感性が無くなってしまったからかもしれませんが。
友達6,7人で取り組んだLEGO
我が家には大量のLEGOがありました。
そこで、説明書にはない、自分と友だちによる無限大の世界が広がるLEGOの世界を築いていました。
作っては壊し、作っては壊しの連続でしたが、お互いの組み立てたLEGOの善し悪しを比較し続けて、クオリティの高いものを創造していたと自負しています。
希少価値がLEGOの世界で生まれていく
友だち同士で作っていく中、どうしてもブロックの数は当然ながら減っていきます。
大量にLEGOがあったと言っても限りはありますからね。
そうなると、自分が使いたいブロックを友だちが使っていたらどうなるか?
「これ使いたい!」と言って譲ってもらうか、別のものと交換することになっていきます。
最初はブロックとブロックの交換をしていくのですが、やがて希少価値の高いブロックが存在していき、希少価値の高いブロックは10個のブロックと交換のように、ブロックそのものに価値が生まれるようになっていきました。
そして、LEGOブロックの中で透明感のあるブロックが貨幣のように取り扱われるようになりました。
LEGOの世界で経済活動のような社会が生まれた
LEGOで遊んだのは小学6年生のころまでですが、その頃には既に経済活動の模擬的な流れを掴んでいたと思います。
今考えるとLEGOで相当社会の勉強を遊びながら掴んでいたことになりますね。
さらに言うなら、友だち同士で喧嘩をすると、自分が使用していたブロックも喧嘩の流れで増えたり減ったりしていました。
戦争を行ったらその勝ち負けで賠償金のような流れも掴んでいたわけです。
今のお子さんがどこまでLEGOで遊んでいるかは分かりませんが、6,7人で遊ぶとここまでのことをしていたなという私の経験をもとにした例でした。
小学生の時は家で遊んだ後に外で走り回る流れでしたから、結構遊んでいましたよ。
それでも、LEGOで遊んでいたから立体図形や社会経済などの基礎は掴めていたので、勉強でも困らなかったんだと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
LEGOが恐るべきおもちゃであるということと、遊びがいかに勉強に繋がるかということを今回はお伝え出来たかなと思います。
当然ながら、当時はLEGOで遊ぶこと=勉強に繋がるなんてことを意識しながら遊んでいるはずはないですよ。
ただ、遊びって本当に大事だなって思うんです。
遊んでいる時こそ頭がすっきりしていますし、ストレスのない状態で素晴らしい発想が生まれますから。