受験生でも話したいことがある
来月は高校受験があってこちらの塾でも受験生が日々過去問を解いて頑張っています。
毎日毎日勉強漬けで大変ではありますが、勉強以外にも当然ながらストレスを抱えることだってあります。
今日もそんな日常生活にあった大変なことに対して「愚痴を聞いてくださいよ!」という場面がありました。
塾という場所は家でも学校でも話せない第3者の立場で話を聞いてあげられる場所でもあります。
日頃の鬱憤や悩みを抱えながら勉強に取り組んだところで集中力が持続するとは思えません。
特に精神的に苦痛なことはすぐに吐きだして少しでも楽になった状態で勉強に励むほうがよっぽど効率的です。
今日聞いた悩みは学校での先生に対する不満でした。
日頃の悩みはいろいろなところから発生しますが、吐き出してしまえば少しでもスッキリしますし、逆にため込んでしまうとずっと次の日にも影響を及ぼしてしまいます。
受験だから気にしないで勉強に…、なんてことはできません。
受験が近いからこそそうした悩みは吐き出してしまうほうが得策です。
ただ、日ごろから悩みを打ち明けてくれる環境でないと生徒さんも話そうとはしてくれません。
普段からのコミュニケーションはとても大切です。
これは塾だけでなく職場の関係でも同じことが言えます。
上司と部下の関係でも日頃からどれだけ日常の話を聞いてあげられるかで部下は上司に対して何でも話してくれる、という関係性を生み出せます。
上にいる立場の人はどれだけ忙しくても話を聞いてあげられる環境を整えるか、ではないかなと思います。
ではでは!